【なぜ】桐島聡が時効でない理由は？共犯者逃亡の影響で停止中？

2024年1月27日2024年1月30日

連続企業爆破事件を起こした「東アジア反日武装戦線」のメンバー・桐島聡容疑者。

その桐島聡容疑者とみられる男性が身柄確保されました。

50年もの長い間、逃亡していた重要指名手配犯の身柄確保が大きな話題になっています。

しかし、50年前の事件ということで、「もう時効ではないのか？」という声もあるようです。

そこで今回の記事は、

・桐島聡は時効ではない！その理由は？

こちらの内容でまとめていきます。

桐島聡容疑者と思われる男の身柄確保！

2024年1月26日、桐島聡容疑者と思われる男の身柄が確保されました。

昭和49年から50年にかけて東京で企業が相次いで爆破された事件の容疑者の1人で、指名手配されていた「東アジア反日武装戦線」のメンバー、桐島聡容疑者（70）とみられる男の身柄が25日確保されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警視庁が確認を急ぐとともに男から事情を聴いています。
引用元・NHK

その男は、現在病院に入院中です。

50年間も逃亡を続けた桐島聡容疑者ですが、「時効ではないのか？」という疑問を持つ方もいるようです。

桐島聡って50年も前の犯罪者やけど、余裕で時効成立してない？
法律詳しくないけど
— ミス駿台No.9 竹岡広信 (@Soon_Die_Osaka) January 26, 2024

桐島聡、50年も逃げ続けたらしいが単純に時効来てなかったのか…？と思うのは俺だけ？
— きらりん (@staR_niGht_2525) January 26, 2024

桐島聡ってよくここまで逃げてきたよなぁ。俺もよくトイレの貼り紙とかでよくみるけれど、こういう人達ってどこに潜んでるのかなっていつも思う。　#桐島聡　 #指名手配　これって時効が存在しないんだっけ？
— binbou (@kirawaremono) January 26, 2024

ですが、

桐島聡容疑者の時効は成立していません。

それは一体、なぜでしょうか？

次で詳しくご紹介します。

【なぜ】桐島聡が時効でない理由は？共犯者逃亡の影響で停止中？

50年前の事件にも関わらず、桐島聡さんに対する時効が成立していないのは、一体なぜでしょう？

その理由は、

桐島聡さんの時効が停止中

だからです。

桐島容疑者の時効は、事件を共謀したとして逮捕・起訴された大道寺あや子容疑者（75）が、日本赤軍がインド上空で日本航空機をハイジャックした「ダッカ事件」（77年9月）で超法規的措置で釈放され、国外逃亡したことから停止している。
共犯者の公判中は時効が停止するという刑事訴訟法の規定に基づくもので、公安部が行方を追っていた。
引用元：毎日新聞

刑事訴訟法によると、

共犯者の公判中は時効が停止する

という規定があります。

桐島聡容疑者の時効停止経緯

共犯者の大道寺あや子容疑者が逮捕・起訴された
↓
大道寺あや子容疑者が、日本赤軍がインド上空で日本航空機をハイジャックした「ダッカ事件」で超法的措置で釈放され、国外逃亡した
↓
大道寺あや子容疑者の公判が、逃亡中のため停止になる
↓
共犯者の公判中は時効が停止するという刑事訴訟法の規定に基づき、桐島聡さんの時効が停止した

このような理由で、桐島聡さんの時効は停止していたのです。

そのため、50年も経った現在も、桐島聡さんは罪に問われることになるようです。